恥ずかしながらBABYMETAL参戦第3戦目、12/10レッチリツアー@Genting Arena in バーミンガムに行ってまいりました。
自分がこれまで参戦したのは
・初参戦 6/7ケルン → 音響トラブル?でアンコールなし(IDZ聞けず)
・2戦目 6/11ダウンロードパリ → 音響トラブルで時間短縮(IDZ聞けず)
なんと参戦した全てのステージでトラブルに見舞われ、一番好きな曲であるイジメが聞けていないという、、、
自分が参戦したライブを語るときはどうしても
「ケルンは暑かったですよね、アンコールなくなってイジメもSee You♪もなかったんですよ。」(参照:ケルンでベビメタライブ初参戦しました)
「パリってトラブルあったやつですよね。おっぱい見たんですか?」(参照:ダウンロードパリにいってきました)
そんな話しになってしまう。もしかして俺って厄病神?
今回のレッチリツアーでもロンドン初日はIDZをやったもののその後は曲数を減らしIDZ封印。まじっすか^^;
果たしてイジメを聞くことができるのか。
疫病神の自分(自意識過剰)が行くことでまたもやBABYMETALはトラブルに見舞われるのか?
今回のレビューは今後海外遠征を検討するかたにも参考になればということでチケットのことなどから。
チケットは一番早く売りにでたレッチリHP先行でとりましたが、レッチリHPは入口なだけで誘導されたのはseeticketというチケット取扱会社。
チケットは郵送するとのことで「なるべく早く送るけどライブのある週までは届かないかも。来ないときは2営業日まえまでに連絡してね」みたいなことが書かれていたのでのん気に待ってました。
ところがレッチリツアーロンドンO2アリーナの初日が始まってもまだ来ない。
さすがに焦りを覚えて、twitterでフォローさせてもらってる人に色々お尋ねした上でseeticketにメールで問い合わせてみた。
すると、あなたは海外だから送れません的な。
おいおい。そんなの始めからわかってるじゃないか。
で、当日にライブ会場でチケットをピックアップしろと。
これは不安ですよね、、、
普通だとちゃんとチケット受け取れるのか不安で不安でしょうないと思うのですが、同じくピックアップだったフォロワーのSさんに親切に色々教えていただきなんの不安もなく現地入りしました。(Sさんあらためて御礼申し上げます!)
で、ピックアップの指定時刻は18時でした。僕はシート席(指定席)だったので何の問題もないのですがスタンディングの人たちは困っていましたね。せっかく早くから並んでもチケットを受け取れないことにはどうしようもない。結果的にバーミンガムでは運営側が素晴らしい対応(オフィシャルによる待機順のナンバリングやチケット受取が指定時刻より早まった等)で混乱はなかったようです。
現場で聞いたところでは、会場が運営するチケットサイトではe-ticket(e-mailでチケットが送られてくる)だったらしく、郵送問題はなかったそう。私が住んでる国も交通切符やスポーツイベントなど全てe-ticket対応可なので、イギリスでもそのような対応にしてもらえたらみんな助かるのになあと思った次第です。
で、バーミンガムのアクセス方法など何も知らないままチケットをとったんですが、なんとバーミンガムには国際空港があるじゃないですか。それも空港のすぐそばに会場のGenting Arenaがあるという。
何たる幸運。ライブ会場がどこにあるかわからずさ迷い歩いたケルンとは大違いだ。
ということで迷うことなくバーミンガム空港当日入りのフライトチケットを購入。で、ホテルを・・・と探してみると、なんと空港周辺のホテルは軒並み満室。余ってるのはデラックスルームとかバカ高いものばかり。
おいおい~ さすがレッチリともなるとみんな遠征してくるのかなあ。
会場から離れた中心市街のホテルにしようかと探すもこちらもなかなかのお値段。しょうがないんでバカ高いお金払って会場近くのホテルをおさえました。
欧州のホテルは2人用の部屋がもっとも多いらしく、金額もひと部屋いくらなので1人で泊まろうが2人で泊まろうが同じ値段。部屋をシェアできればそんなに高くなく済みますのでできたら一緒に泊まれる人がいたら助かりますね。
で、当日現地に行ってわかったのですが、アリーナがある周辺はばかでかいコンベンションセンターがあり、多くの人がつめかけていました。あぁ、これかあと。なにかイベント(カンファレンス的な。学会かも)やってたんでホテルの値段が高騰してたんですね。さすがにレッチリだけではここまで埋まらないか。
ちなみに自分が泊まったホテルではそういうイベント関係の人がかなりおり、その晩パーティが行われてました。みんなスーツやドレスで、セレブ。おぉ、これがイギリスのパーティかって感じだったんですが、朝の廊下にはビンやグラスが散乱。一番びっくりしたのが朝5時にタバコを吸いに行くため廊下を歩いてると、ドレス姿の女性が廊下で眠り込んでしまっていたことw
いったいどういう状況なのか。谷間がっつりのドレスで眠ってしまっている。
起こしてあげようかと思いましたが、勘違いされても困ると思いスルーしてしまいましたw
で、タバコを吸いにエントランスにでたら朝5時だというのにカップルが喧嘩?していて女の子のほうは座り込んでおお泣きしているという。
リムジンが来ているのに女の子は乗らないらしいw
なんかハリウッドの映画とかで見かけたことあるような、ドレスの女性がヒールを脱ぎ捨て裸足で膝を抱えこむシーンが目の前で展開されており、あれでそのヒールを投げつけたらまさに映画。非現実的な場所にいるようでした。
話しは戻って、ライブ当日は13時頃にバーミンガム空港に到着。
初めてのイギリスだったのですが、EU内での移動は国内旅行のようなものなのでそれに近い感覚で行ってみたら、イギリスってすごいんですね。EU内移動であっても完全に外国旅行扱い。まだEUから離脱はしてないですよね?
入国審査の際、前には2,3人しか並んでいなかったが、カード書かないといけないの知らなくて、審査口近くにある記入所で書いているとあっという間に20人ぐらい並んでしまった。皆さん飛行機の中で済ませておくそうです。
で、担当官は1人だけ。この人が笑顔のとても感じのいい人なんだがとにかく時間がかかる。5分ぐらいかかる人もいたような。様子を見ていると指紋をとられている人もいる。
そういえばメイトの皆さんも入国審査では色々聞かれてBABYMETALをアピールしてきたとかつぶやいてたなあとか思い出し、チケットオーダーのメールコピーやホテルの予約票を用意して待った。
イミグレも状況を読んでくれたのか係員が2人増員になり、このうちの1人は早い対応で列が一気に進み始めた。
自分の番になり、運よくこの人に当たった。係官は入国カードを見ながら
「7nightsいるの?」「いや、1nightです」
「あなた7って書いてあるわよ」「え?1日です。すいません」
「なにしに来たの?」「レッチリのライブです」
「へえ、それはナイスね。どこでやるの?」「Genting Arena」
「あらすぐ近くね。あなた以前にもレッチリのライブいったことあるの?」
「あ、えっと、、、実はBABYMETALっていう日本のバンドが、、、(前座ってなんて言うんだっけな)」
「Supporting?」「あ、それですそれ」
これでOKになりました。
この人はほんとあっさりの係官でしたが質問の流れはとても上手でした。
へえ、それはいいねぇとか言いながら間髪をいれずに「前にもレッチリのライブいったの?」なんてことをさらっと聞いてくるわけで。
そこですんなり答えられないとさらに色々聞いてくるんでしょうね。どこだったの?いつ?とか。もし嘘を言ってたらどこかで詰まってしまうわけで。プロだなあと思いました。
で、結局は指紋もとられず。あれ?他の指紋とられてた人はなんだったんだろう、、、
とうことでいまさらながら調べてみると
なんとイギリスでは入国拒否が多発してるじゃないらしいですか!
下のようなページを見ていると怖い怖い。。。
http://ameblo.jp/pink4ever/entry-11334626525.html
http://kaigaijin.com/ukborder/kyohi.html
なにも調べずに行ったなんて今さら背筋が凍る思いをしています。
自分は幸運にも何もつっこまれませんでしたが、帰りの飛行機チケットや滞在先を証明できるものの提示を普通は求められるらしいです。なので、誤って預け荷物のほうに入れてしまいその場で持ってないとたいへんな目にあうこともあるそう。
「長期滞在」や「幾度もの出入国」など拒否される理由の定型はあるようですが
絶対に言ってはいけない言葉があるらしい。
「恋人に会いに来た」
偽装結婚を疑われるそうです。
よかった、、、
「すぅちゃんに会いに来ました」
って調子にのって言わなくてホントよかった^^;
(テンション高かったら言っていたかもしれないw)
皆さん、旅のホントの目的が「すぅちゃんに会いに来た」であっても「もあちゃんの笑顔を見に来た」であっても「YMY」であっても、そんな本心は隠してちゃんとそれっぽいことを言いましょう。
もし素直に「すぅちゃんに会いに来た」と言ってしまっても「すぅちゃん?それは誰?」と聞かれたら「僕の(心の)恋人さ」なんて答えてはいけないんです。
たとえそれがあなたの本心であっても。。。どんなにしつこく追及されてもほんとの気持ちは隠し通してください。辛いでしょうが旅の目的を達成するためです。10代の女性たちを愛してしまったメイトの皆さんの旅のご無事をお祈りする次第です。
英国旅行の際はこのようなサイトを参考に♪
http://trendwings.com/archives/4472.html
で、なんとか無事に入国することができ、空港内を彷徨う。
飲み物を買いに売店に入ると雑誌棚が目に入りました。
もしかしてあるかな?となんとなく覗いてみると、、、
いた!
いるじゃないですか!
BABYMETAL様がこちらを凝視してくれてる!
本棚の一番前に置いてあったんですよ!それも一冊だけ。
いや~、もう感激しちゃいましたね。
自分が住んでる国で「METAL RESISTANCE」が普通にCDショップに並んでいたときも感動しましたが
異国の地の本棚で日本人が表紙飾ってるっていうね。
ほんとにね、、、BABYMETALは異国でもがいている邦人の希望の星ですよ。
どれだけの人がBABYMETALの世界的活躍を喜び励まされているんだろうかと。
英国ではBABYMETALが待っていてくれた。
もうこれだけで胸いっぱいになった私は意気揚々と会場に向かいました。空港駅からはNECという大きなコンベンションセンターへ直結の歩道がありました。NECはナショナル・エキシビション・センターの略らしいです。
歩道の入口に地図があったので見ていると、会場のGenting ArenaはNECの真横にあり、NECを通っていくのがよさそうです。
すると係員のような人(あとでわかったんですが、荷物のセキュリティチェックの人)が丁寧にどこに行きたいの?と声をかけてくれました。親切に教えてくれて荷物はチェックされず(笑)イギリス人って優しいなあとこれまた気分をよくし、無事に会場に到達。
時間的には15時ぐらいでしたが、すでに30人ぐらいの人がたむろってました。
見たところメイトが多そうです。日本人のかたは7人ほど。そのうちの1人はケルンでお話ししたかただったので挨拶すると、なんとハグしてくれました。びっくりしたんですが、なんかジーンときて。
そしたら他のメイトのかたにも紹介してくれて。皆さんと色々お話しさせていただきました。
小一時間ほど立ち話をしたのち、ホテルにチェックインしに行きます。
部屋に入り一息つくと思います。
なんか、、、すげえ楽しかったなあ。
初めてのかたばかりなので他愛のない話ししかしてませんがなんであんなに楽しいんだろう?
そこではたと気づきました。
自分の生活の周辺にはメイトはいません。BABYMETALのことはわかってくれない人ばかり。なのでBABYMETALのことをリアルに話しができることってないんですよね。
あぁ、話しが出来るだけでこんなに楽しいんだなあって。
そしてメイトの皆さんはとても親切なかたばかりで色々教えてくれました。
ほんと、、、出会いに感謝です。
で、少し早いが会場に行こうとホテルをでるとなんと本降りの雨。
17時前に会場に着いたのですが、もうと言うべきなのかようやくと言うべきなのか列ができてました。200人ぐらい並んでたかな。最後尾には係りの人がいて「スタンディング?」と声をかけてました。
自分はとりあえずチケットをピックアップしないといけないので先に進み入口付近へ。早くから並んでナンバリングをもらうことができた人たちは列とは別に柵で区切られた場所がしっかり確保されており外から話しかけることもできず。
チケットをボックスで無事ピックアップしシート席の列にいくと40人ぐらいが待ってました。開場は18時予定。
メイトのTさんを見つけ、「こんなの並んでるの意味あるんすかねぇ」「雨宿りしません?」と言うと
「スタンディングのドアは17時に開けるみたいなこと言ってた。こっちももうすぐ開くんじゃないかな」とのこと。
そうすると見事にドアオープン。なんと1時間も早く開けてくれた。
雨だったからか、早くから列ができていたからかはわからないが、メイトの皆さんによるとナンバリングも含めてバーミンガムのオフィシャルは神対応レベルだったと。この入場時間が1時間早まったことが奇跡を生みます。
BABYMETALのライブ開始は19時から(と思いこんでました。実際は19時30分)。入場したものの、ライブが始まるまではまだ2時間もある。
シート席のため焦る必要もない僕らはまずはグッズを見に行きました。Tさんは今までのライブですでに購入済みですが付き合ってくれました。ありがとうございます^^
参戦記念としてTシャツ1枚を自分用に、1枚をお土産用に購入。
しかし、ここで事件が起きました。
ちょうど購入しているときにどこからかメギツネが聞こえてきたような気がしたのです。
え?
しかしグッズ売場は多くの人で混雑しており皆大声でしゃべっているのではっきりとは聞こえず。
気のせいかな。でも、、、と思いながら購入を終えて慌てて音がするほうへ。
するとなんと明らかにBABYMETALがリハやってるじゃないですか!
後になってわかったことですが、聞こえてきたような気がしたメギツネはすぅちゃんがアカペラで歌っていたもの。アカペラのメギツネなんか聞いたことないじゃないですか。だから耳に入ってきているのに認識できなかったんですね。
うおおお!あのとき購入は後回しにしてすぐ駆けつければよかったと後悔したのはライブが終わってから。そのときはガンガンに聞こえてくるリハの音に大興奮でした。その一部がこちらです。
動画を観ていただいたらおわかりのように、我々観客はすでに会場内に入っており、2階席に行く通路は中に入らないようにテープが貼られてはいるだけの状況。遮るものがなにもない状況なんですね。野球場で言えばの廊下の売店にいるような感じです。ですのでこれを音漏れと言っていいのかどうなのか。スタンディングの人たちは閉じられたドアの前で待機していたようでしたが2階席への通路はドアすらなかったんです。
そして演奏付きのメギツネが終わってビデオの録画ボタンをオフにしたところですぅちゃんが「よろしくお願いします♪」
あがりました。超超超あがりました。
すぅちゃんが日本語しゃべったのを聞いたのっていつ以来?って感じで。いや、ちょっと待てよ、生で聞いたの俺初めてだなみたいな。
なんかもうすぅちゃんの「よろしくお願いします♪」が聞けただけでなんか夢見心地な気分になってなんかふわふわしてました。どんなにビッグになっても礼儀正しさやスタッフへの感謝の気持ちを忘れないすぅちゃん・・・もう胸がいっぱいいっぱいです。
あそこで録音オフにしてしまい皆さんにお届けできないのがほんと残念です。
リハが終わってからはベンチに腰掛けしばしTさんと雑談。
すると18時ぐらいでしょうか。いよいよ会場がオープンとなりスタンディングの人たちの待機列がなくなっていました。結果的に18時ドアオープンというのはスケジュール通りということですね。
では我々もということでTさんとはお別れ。
自分はしばらく会場内をうろついてみました。
そこでわかったことは、Genting Arenaには巨大なフードコートがあり、皆思い思いに食事したりビール飲んだりとまるでフェスのような雰囲気。歌手が歌を披露したりもしてました。
フードコート脇ステージ。写真を撮ったのは歌い終わったあとでした。
フードコート。手前にまだまだ続いています。
すごいですね。レッチリの登場まで2時間半もあるのにこの人だかり。この他にも広い休憩スペースやVIP用?のラウンジなどもあり、皆思い思いにライブ前のひと時を楽しんでいました。こうやってコンサート会場で食事をしたり友人たちとおしゃべりの時間を過ごして気分を盛り上げてからライブを見るんですねぇ。
日本とは少し異なったイギリスの音楽文化を感じることができました。
それで、まあイギリス人はビールをこれでもかというぐらい飲みますね。
飲み始めたら気の合う友達とだべり合うのが楽しいというのはよくわかります。
前座はこの人たちをいかにライブ会場に誘導できるかというのも実力なのかなとか思ったりしました。
でね、お客さんを見てみたんですよ。来てるのはけっこう普通の人たち。家族連れもいるし若い人も普通の格好っていうんですか、襟付きのシャツとか着てる人も多かったです。今までいったケルンやダウンロードパリとは大違い。ケルンはほんと屈強なメタラーが多かったですし、ダウンロードパリはタトゥー入れた人も多かったし。で、ここGenting ArenaではTシャツを着ている人はもれなくレッチリシャツ。メイトの皆さんはほとんどピットに入ってしまっており、アリーナ内でBABYMETALシャツを着て独りで歩いてる自分はなんかアウェイな感じがして急に心細くなってきました。
18時20分ぐらいには下手ステージ横の席につきました。
18:30頃の会場の様子
BABYMETALライブ開始の19時(思い込んでます)。
ピットの様子
自分の周りにシート席の様子
おいおい^^; 大丈夫かよこれ。正直焦りましたよね。
ところが5分過ぎてもライブ始まらない。ってか、SEの音が全く鳴りやまない。
あれ?おかしいぞ。
このときツイッターでフォロワーさんとメッセしてたんですが(会場はなんと無料WiFiが使えました。高速ではありませんがTwitterでつぶやく程度には十分)、どうも自分はライブ開始時間を勘違いしてたということになりましたw 開始19:30じゃないですか。ほんと色々すいませんw
で、自分がいるスタンド席は相変わらずガラガラですが、1人、2人と人が来ますよね。暇なもんでどんな人かなと見るわけですよ。カップルですか。ああ、普通の親子連れですね。あなたはレッチリシャツですか。あ、あなたも?それっていま売店で買ったんでしょ?あなたもレッチリですか、、、
BABYMETALシャツなんていやしねえ
ぐぬぬ。そう。ここの客は9割、いや98%がレッチリ目当て。Genting Arenaに何人入るか知らないが2万人だとしたらBABYMETAL目当ての客なんざ400人もいないでしょう。客はみんな外でビール飲みながらだべってる。客席に来た人たちも、ゆっくり座れるからとかそんな程度の気持ちだろう。そんなところに東洋人がポツンと独りいる。「あ、あいつBABYMETALってのを見に来たんじゃね?」「わざわざ早い時間に遠くからご苦労なこった」そんな風に思われてる気がする。ってか、みんな前座が誰かなんて知りもしないんじゃないか?完全に思い込みの世界に入り、独り超アウェー状態。
お前もキツネか!フォックスサイン♪ って感じで交流をするなんて夢のまた夢。しまいにはレッチリシャツ着てニコニコしてるギャルにむかついてくる始末。もう周り見るのも嫌になりスマホに逃げる。ライブ会場にいるのに独りひきこもり状態。頭に流れる音楽は「ダンボールのなか~♪ ひきこ~もりっきり♪」ケルンやダウンロードでは周りと盛り上がって時間なんてあっという間だったのになあ。
前座っていうのはこういうことなんだ。客が色んなバンドを楽しみにくるフェスとは違う。ここはレッチリのためのレッチリによるレッチリのツアー。ここはほんとのアウェイなんだ。。。
いよいよ19:30。ピットは半分ぐらいは埋まったか?
スタンドはほんとまばら。結局自分の左隣は10席向こうまで誰も来やしない。後ろのやつらは皆レッチリ目当て。
この超絶アウェイでBABYMETALはやるのかよ!
孤独で不安な気持ちでいる中、いよいよBABYMETALの戦いが始まった。
(続く)