・2012年6月26日、Kawaii girl JapanにてBABYMETALのコメント動画が公開
内容は、ヘドバンギャー!!のリリースとそれに伴うライブの告知。
しかしそれにしても・・・
なんなのこのコルセットw シュールすぎる。
これをつけてライブに来いとな・・・
これまでたびたび登場してきたガイコツの人はBABYBONEというんですね。
・2012年7月2日、中元すず香はさくら学院の一員として、さくら学院1stDVD発売記念トークイベント@タワレコ渋谷に出演します。
さくら学院 1st DVD インストア・トークイベント情報
6月27日(水)リリースする さくら学院 1st ライブ & ドキュメントDVD「さくら学院 FIRST LIVE & DOCUMENTARY 2010 to 2011 ~SMILE~」発売記念インストアトークイベントを開催することが決定しました。◆タイトル 「さくら学院 1st DVD <SMILE>発売記念イベント」
◆開催日 2012年7月2日(月) OPEN 18:30 START 19:00
◆会場 タワーレコード渋谷店 B1F 「STAGE ONE」
◆出演
嶺脇 育夫(タワーレコード株式会社 代表取締役社長)、辻 幸多郎 (近代映画社)
森ハヤシ(さくら学院担任)
さくら学院 中元すず香、杉﨑寧々、菊地最愛、磯野莉音
http://www.sakuragakuin.jp/news/single.php?id=236
2011年度卒業ライブと2010~2011年度のさくら学院の歩みを収録したDVD『さくら学院 FIRST LIVE & DOCUMENTARY 2010 to 2011 ~SMILE~』についてのトークイベントなわけですが、DVD発売については事前に告知動画もアップされていました。
すぅちゃんのNGシーンも収められており必見ですな^^
トークイベントはニコニコ動画でも生放送されたため動画が残っています。
さくら学院の2年間や卒業式を振り返ったりするイベントだけに貴重な話や映像が満載です。このイベントででてくる逸話等はブログでもこれまで度々取り上げていますので、1点だけ触れておきたいと思います。
磯野莉音は卒業式で涙を見せない、というか飄々としていたのですが、
このことを面白おかしくとりあげられてしまった磯野の姿を見た中元すず香が「莉音ちゃんは泣かないと決めていたけど家に帰ってベッドの上で大号泣した」と明かします。
小学5年生のとき、MIKIKO先生と「『ステージでは泣かない』ステージは最高のパフォーマンスをお客さんに見せるところだから」と約束した中元すず香にとっては、ステージ上で泣かないことは評価こそされ揶揄されるようなことではないのでしょう。
「ほんとは泣きたかったんですよ。でも一生懸命我慢したんです。逆に褒めてくださいよ」とは言えない磯野(隣には卒業式で大泣きしていた菊地と杉崎がいる)のかわりに誰も傷つけないかたちでやんわり少しおどけた感じで磯野をフォローする中元すず香に人としての凄みを感じました。
・2012年7月3日(深夜)、フジテレビ「おもしろ言葉ゲーム~OMOJAN」さくら学院出演回放送
さくら学院校長の倉本美津留さんが構成作家の番組。
すぅちゃんはチラッとしか映りませんが堀内まり菜ワールド全開の楽しい企画となってます。とにかくまり菜副会長の発想は斬新で他のプレイヤーを喰っちゃってる感じがしますが本人はこのように語っているのがまた面白い。
番組に出させてもらった時に、共演者の皆さんの解答に衝撃を受けた(言葉のセンスなど)ので
堀内まり菜学院日誌よりhttp://ameblo.jp/sakuragakuin/entry-11326948323.html
いやいや、あなた十分衝撃を与えてますから・・・
・2012年7月4日、BABYMETAL初単独CDシングル「ヘドバンギャー!!」リリース
初めて単独CDシングルをリリースしたBABYMETALですが、結果はなんとオリコン週間ランキング20位。
インディーズ流通にも関わらずのこの結果はアミューズにとって衝撃だったでしょう。
さくら学院のシングルCDのランキングは
・夢に向かって / Hello ! IVY 35位
・ベリシュビッッ 29位
・旅立ちの日に 14位
いずれもメジャー流通での結果です。
BABYMETALはすでに本体のさくら学院を上回る勢いを見せ始めました。
ところで、このCDの楽曲制作に参加している人々についてはBABYMETAL側から情報を流しています。
また今回の楽曲からBABYMETALのクリエーター陣として新たに加わったメンバーも発表となった。
「ヘドバンギャー!!」の作曲・編曲はNARASAKI氏が手掛け、カップリング曲の「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」の編曲は、ボーカロイドによる「ミクリーモ」と呼ばれるメタルコア、スクリーモ作品が話題となり、様々なアーティストのサウンドアレンジも手掛けるゆよゆっぺ氏が参加している。
BABYMETAL公式HP・NEWS 2012.06.21より
ヘドバンギャー!!については以前触れたのでここではカップリング曲の「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」について。
ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイトはMVも作成されている。3人の小悪魔的な魅力が溢れていて、ライブシーンも含まれた非常に秀逸なMVとなっているにも関わらず、現在は入手できないのが残念でならない(「イジメ、ダメ、ゼッタイ」初回生産限定盤にLive Clipとして収録)。
ーーーこの曲は「ド・キ・ド・キ☆モーニング」の夜編だよね。
SU-METAL この曲が「ド・キ・ド・キ☆モーニング」の続編なんだ!っていうことをあとになって知ったんですよ。歌詞ちょっと自分に当てはまるな!っていう。おやつとかを持って誰かのお家に行こうよ!とか。みんなで遊びに行く?って感じで。今まではBABYMETALの曲に対してあまり共通点を持ったことはなかったんですけど、初めて共通点を見つけたような感じでした。
ヘドバン(vol.1)より
うーむ、、、他の曲には共通点見いだせてなかったのか。。。。
ーーーレコーディング・エピソードはあるかな?
SU-METAL 「消えろ♪」ってウィスパーヴォイスで言ってる部分があるんですけど、そこで初めてウィスパーヴォイスをやったんDEATH! 突然「ウィスパーヴォイスで“ウキウキミッドナイト”って言ってみて」って。
ーーーそこはKOBAMETALさんが突然閃いたんですか?
KOBAMETAL そうですね。デスヴォイスずっとやっていたんで違うのをやりたいなって思って。じゃあ、逆の方を行こうと。何回もやっていたら面白くなってきて(笑)
SU-METAL めっちゃ録ってたのを覚えてる!「ここも! ここも! ここも!」って(笑)
ヘドバン(vol.1)より
ウィスパーヴォイスで「クライマックス♪」とつぶやくシーン。口元しか映さない。
いつの時代も少女の無垢さに潜む危うい色香のアンビバレンスにドキドキウキウキするおっさんは多い。
そしておっさんはこの日誌を読み、俺はピクミンなんて知らねぇよ、コガネムシだろ!とやはり俺はおっさんだなと哀愁を感じるのです。
(ちなみにウ・キ・ウ・キ★ミッドナイトに入っているのはきらきら星だそうです。キンキラキーン!)
http://ameblo.jp/sakuragakuin/entry-11294280954.html
ヘドバンギャー!!のCDはコンピュータで読んでみるとある映像が収録されてました。
BABYBONEさんがでてきて「BABYMETALから新しいミュージックビデオが届いた。「BABYMETAL DEATH」だ!」と紹介するのですが流されたビデオは、SU-METALが「BABYMETAL DEATH!!」と一言だけ言って終わる、わずか1秒の映像。
なんじゃこりゃ!?というようなこの映像は英語、フランス語、アラビア語、中国語の4か国語でつくられてるという無駄な力の入れようでした。
映像の最後にはギネスブックを読んでいるBABYMETALも映し出されるので、世界一短い歌を目指したのかもしれません。
また、ヘドバンギャー!!の初回生産限定盤についていたコルセット。この使用法をレクチャーする動画がWebで公開され、現在でも見れるので貼っておきます。
http://terces.babymetal.jp/
個人的にはゆいちゃんの「痛くな~い」がツボです。
・2012年7月4日、ナタリー企画にてアニメタルUSAと対談
出典:http://natalie.mu/music/pp/babymetal/page/3
アニメタルUSA(あにめたるゆーえすえー)
LOUDNESSの2代目ボーカリストを務めたマイク・ヴェッセーラ(Vo)と、QUIET RIOT、オジー・オズボーン、WHITESNAKEなどに在籍し現在はアニメ3Dクリエイターとしても活躍するルディ・サーゾ(B)により結成されたヘヴィメタルバンド。アニソンとメタルを融合させ1990年代に一世を風靡した日本のバンド「アニメタル」への、アメリカからの回答として活動を開始する。当初のメンバーはマイク、ルディのほか、世界最速のギターソロを弾くことで有名なクリス・インペリテリ(G)、JUDAS PRIESTのメンバーでもあるスコット・トラヴィス(Dr)。2011年10月、日本のアニソンをメタルアレンジし、英詞で歌った1stアルバム「アニメタルUSA」を日本リリースすると同時に、「LOUD PARK 11」出演のために初来日を果たす。この来日時にスコットの代役としてジョン・デッテが参加し、2012年からはスコットに代わりジョンが正式加入した。同年4月に初のシングル「Give Lee Give Lee ロック・リー」、6月には2ndアルバム「アニメタルUSA W」をリリース。同月にはJAM Projectとのジョイントツアーも行った。
引用、写真出典:http://natalie.mu/music/pp/babymetal
アニメタルUSAは、日本のレコード会社が日本向けにつくった実質ジャパンメイドのバンドだと見る向きもあるようですが、いちおう全米流通のCDをリリースしているので海外のバンドと捉えてもいいでしょう。その意味でここが初めての海外ミュージシャンとの対談となりました。
このインタビューは今後のBABYMETALにとって示唆に富む内容ですので現在と比較して見てみます。
クリス 日本はすごく素晴らしいけど、日本だけじゃなくてどこの国に行ってもベストを尽くすようにしてる。それぞれの国にそれぞれの良さがあるからね。君たちも海外でライブをしたらすごく楽しめると思うよ。
SU-METAL やりたいよねえ。
クリス ぜひアメリカに来てください!
BABYMETAL一同 はい!
→実現
SU-METAL 私たち、海外でも活動していきたいって思ってるんですけど、海外で活動する上で必要なことって何かありますか?
クリス BABYMETALの音楽を聴いたらみんなファンになるはずだよ。きっとプレゼントの嵐になるだろうから、大きなスーツケースを持ってきたほうがいいんじゃないかな。
BABYMETAL一同 あはは(笑)。
→実現。キックボード付きラゲージまで。
ルディ 国が変わっても基本的にファンの姿勢っていうのは変わらないと思ってます。とにかく一番大事なことは、その国のファンに参加してもらって、ひとつになること。
YUIMETAL アニメタルUSAさんのライブ映像を観たんですけど、お客さんとの一体感がすごくて。心がひとつになるってこういうことなんだろうなと思って。
→The One のフィロソフィーに繋がる
ルディ それが大事なんだよ。お客さんたちがライブに参加してくれると、自分たちもベストを尽くそうと思えるし。お客さんと一体になると、すごくいい気分だよ。学校と同じで、ライブに来てくれたファンの人たちは親友……ベストフレンドだと思っていいんじゃないかな。
MOAMETAL すごい! 友達がいっぱいだ。
→ファンはメイト(仲間)とは呼ばれているが、BABYMETALが僕達のことを親友と思っているかは不明。どちらかというと奴隷。
MOAMETAL 早く海外に行ってみたい。行ったことないから。
クリス アメリカのどこに行きたい?
MOAMETAL うーん……。
SU-METAL 皆さんはアメリカのどの辺に住んでいるんですか?
クリス カリフォルニアって知ってる?
MOAMETAL はい。じゃあカリフォルニアに行きたいです(笑)。
→実現
マイク 僕はテネシー州のナッシュビルに住んでるんだ。
BABYMETAL一同 全部行きたい!
マイク ナッシュビルはアメリカの中でも音楽の都なんだ。だからぜひ一度訪れてみるといいよ。
YUIMETAL 勉強になるね。
SU-METAL だんだん行きたくなってきた(笑)。
→ナッシュビルは実現していない。ナッシュビルは一度訪れても損はないでしょう。
MOAMETAL 今度ライブのときに、アニメタルUSAさんに助けてもらいたいね。
SU-METAL サポートをお願いします。ライブのときに、神となって。
クリス ぜひ!
ジョン 呼んでもらえるなんて、すごく光栄だよ。
→アニメタルUSAでは実現していないが、代わりに「神」バンドが降臨した。
──じゃあ、英語をマスターした際には、ぜひアニメタルUSAの皆さんにレコーディングに参加してもらうとよいのでは。
ジョン もちろん演奏するよ!
SU-METAL わっ、やった! お願いします!
→アニメタルUSAでは実現していないが、クリストファーアモットやドラゴンフォースで実現。
ルディ 英語で歌ったらまた今とは違った感じになって、海外ですごくウケると思う。音楽性はこのままでもうバッチリなので、あとは英語で歌うだけだよ。
→実現
ルディ アニメタルUSAは今回のジャパンツアーでJAM Projectと共演したんだけど、BABYMETALとも似たようなことができるかもしれないね。
クリス ぜひ次回は一緒にライブしよう!
BABYMETAL一同 はい!
→アニメタルUSAでは実現していないが、JAM Projectとは・・・
この対談が行われた背景は、BABYMETALが「ヘドバンギャー!!」、アニメタルUSAが2ndアルバム「アニメタルUSA W」のリリースキャンペーン中だったためと思われます。「対談終了後にはお互いにTシャツやCDを交換するほどにうちとける仲となった。」その交換したと思われるCDがこれ。
「アニメタルUSA W」収録曲
1.タッチ
2.CAT'S EYE
3.ヒーロー・メドレー
4.ドラゴンボール・メドレー
5.銀河鉄道999
6.ウィーアー!
7.ゆずれない願い
8.女子アニメドレー
9. 愛・おぼえていますか
10.JAM Projectメドレー
11.Give Lee Give Lee ロック・リー
そうなんです。この「アニメタルUSA W」に収録されている曲で、のちに中元すず香は世間に衝撃を与えることになります。この話はまたいずれ。
出典:http://natalie.mu/music/pp/babymetal/page/3
初めての海外ミュージシャンとの対談では、BABYMETALの今後を示唆するような内容に富んだものとなりました。この頃は夢物語としてしか受け止められなかったでしょうが、SU-METALはこの頃からあちこちで海外に行きたいと言っており、彼女たちとKOBAMETALは本気でした。
ところで、この記事の最後にはSU-METALからのコメント動画も貼られているのですが、再生数が未だに6,000回台とあまり知られていないようです。SU-METALが単独で登場する貴重動画ですのでチェックしてみてください。